カンボジア日本人材開発センター(以下、CJCC)は、JICAカンボジア事務所、イオンモールカンボジアの協力の下、CJCCアクセレータープログラム(以下、CJAP)、第1期から6期メンバーの同窓会ネットワーキングイベント「CJAP Alumni Connect」を開催しました。
本イベントはイオンモールプノンペン1で開催され、デトロイト・トーマツ・ファイナンシャルアドバイザー合同会社、カンボジア若手起業家協会 (YEAC) 、カンボジア女性起業家協会 (CWEA) 、Khmer Enterprise (KE) 、World Association of Overseas Japanese Entrepreneurs (WAOJE) と、これまでプログラムを支えてくれたサポーターにご参加いただきました。本イベントでは、CJAPの成果と影響力を祝い、卒業生や関係者とのビジネスマッチング機会の促進、卒業生からのフィードバック、またメンターおよびトレーナーへの感謝を表すための感謝状を贈呈し、プログラムの後半ではネットワーキングディナーを提供しました。
CJCC所長のキム・リエン氏による開会式の挨拶では、「本イベントは、これまでCJCCに関わってきた人々のつながりを深め、彼らの貢献に感謝すると共に、プログラム終了後もネットワーク強化と維持を目的としている。」加えて、「CJAP はカンボジアの起業家が実際にビジネスを拡大するために必要な支援を集中的に提供する起業家育成プログラムであり、カンボジアの経済団体、投資家、その他の関連団体や企業と協力して、スタートアップや若い起業家のための資金調達の機会を創出するプログラムである。当時 (2018年) のカンボジアが直面していた、金融アクセス限られたビジネス支援と人的資本、市場の乏しさなどの課題に対応し、カンボジアの経済発展に貢献することを目的としている」と述べました。
また、JICA専門家及びCJCCチーフアドバイザーの増田親弘氏からは、「本イベントは、CJAP新卒業生へのメンターシップ、資金提供の機会、アドバイスを提供し、起業家精神を育むこと目的としている。また、プログラム終了後も、卒業生への支援を行うことで、学びや経験を生かし、カンボジア社会にプラスの影響を与えるための実践的なプラットフォームでもある。」と述べました。
アクセレータープログラム(CJAP)は、CJCCのビジネストレーニングの人気のコースの一つです。カンボジアビジネス協会やインパクト投資家、日本企業に対してビジネスコラボレーション、ピッチの機会を与えるでなく、実践的な知識やスキルを提供することで、カンボジア社会・経済へ貢献する起業家を育成することを目的としています。このコースは審査員による審査を通過した参加企業のみとなっており、選抜された参加者は日本を訪れ、日本やカンボジアの投資家に対してピッチする機会が与えられます。
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