カンボジア日本人材開発センター(CJCC)では関西学院大学よりインターンシップを毎年受け入れています。今回は、2025年10月~2026年2月の期間に、CJCCでインターンを行った金城さくらさんにカンボジアでのインターン活動をレポートしていただきました。

私は約5か月間、カンボジア日本人材開発センター(CJCC)の文化教育交流事業チームにてインターン生として活動しました。多岐にわたる事業が展開されるCJCCは、異なる背景を持つ人々と協働しながら、カンボジアの文化を深く学ぶとともに、日本文化を客観的な視点で見つめ直すことができる非常に魅力的な環境でした。
以前から日本がカンボジアに行っている法整備支援に関心を持っていたこともあり、派遣先としてカンボジアを選びました。現地での日々は想像以上に刺激的で、CJCCでの活動に加え、法整備支援や国際協力について学ぶ機会を設けて頂いたり、オーケストラのコミュニティへ参加したりと、大変充実した5ヶ月間になりました。現地での日本の印象は非常に良く、先人たちが築いてきた信頼の重みを感じると同時に、自分もその一翼を担う、信頼される日本人でありたいと実感しました。

企画から運営まで主導したお正月イベントの「ミニ門松づくり」ワークショップでは、門松に添える花に日本の梅だけでなく、カンボジアの国花「ロムドゥオル」を折り紙で取り入れる工夫を凝らしたところ、参加者の皆さんが熱心に制作に打ち込んでくれたことが強く印象に残っています。文化背景の説明では、おせち料理の意味や日本の神道についても触れましたが、盛り上がる場面では全力で楽しみ、大切な話には真剣に耳を傾ける参加者の皆さんのメリハリある反応に、私自身も大きなやりがいを感じました。また、細かなニュアンスの伝達が必要な場面では、現地のインターン生にクメール語への翻訳を託したり、一緒に参加者のテーブルを回ってもらったりと、みんなで協力したからこそやり遂げることができ、忘れられない経験となりました。

また、年で最大の行事「絆フェスティバル」では、たい焼きクッキングクラスと新企画「Fun Challenge Game」のリーダーを務めました。4日間で想定を遥かに超える来場者が訪れ、不測の事態も相次ぎましたが、スタッフやボランティアの皆さんと密に連携し、信頼して現場の進行を任せ、一丸となってイベントを大盛況へと導くことができました。来場者や仲間たちの笑顔を目の当たりにし、誰かのために試行錯誤し、価値を提供することの純粋な喜びを知りました。
この5か月間を通して、言葉や文化の異なる環境で働く難しさと、それを超えて一つのものを創り上げるやりがいと喜びを心から感じました。伝えたいことが伝わらないもどかしさに直面した際に、お互いに歩み寄るための工夫を考え抜いた経験は、将来どのような道に進んでも必ず活きると実感しています。CJCCで出会った方々との繋がりは、私の人生にとってかけがえのない財産です。今後もこの経験を糧に、自分に何ができるのかを問い続けながら、一歩ずつ歩みを進めていきたいと考えています。
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