カンボジア日本人材開発センター(CJCC)は水曜日、6週間の日本語コースを修了したカンボジア政府職員24名の修了式を開催しました。24名は日本国際協力センター(JICE)の無償資金協力(JDS)による人材育成奨学金プロジェクトによって選抜されたカンボジアの優秀な若手職員です。母国カンボジアと日本との友好をつなぐ架け橋となることを願っています。
JDSプロジェクトは、日本で修士号や博士号を取得する機会を提供し、各分野における指導力や専門性を向上させることを目的とし、カンボジアの優秀な若手職員を対象とした奨学金プログラムです。
CJCCの日本語コースは、MoLVT、MoC、MoH、MoEYS、NBC、MPWT、MISTI、MoEF、MoWRAM、MoE、MCS、カンボジア上院、MFAIC、MPTCといった複数の政府機関と提携して行われています。日本での学問的・社会的理解を促進するために必要な語学力と文化的知識を職員に習得させることを目的とし、基本的なコミュニケーションスキル、文法、語彙、そして日本の文化を同時に学ぶことができるコースです。
カンボジア国立銀行職員で、第23期JDSの一人である、チャンレアクスミー・イムさんが24名を代表してスピーチを行いました。CJCCと日本人講師陣のコース期間中のサポートと指導に感謝の言葉を述べるとともに「食文化や生活習慣について多くのことを学び、そして日本語を話す自信を持つことができた」と語りました。
CJCC副所長のニモール・セアン氏は、卒業生へ向けて努力と献身を祝福し、24名の勉学と将来のキャリアの成功を祈りました。そして「このコースは、日本で生活するにあたって必要な日本語や知識を効率的に楽しく学べ、誰もが日本語を話せるようになるプログラム」と語りました。
CJCCでは、日本語を学びたい方、上達したい方を対象に、様々なコースやプログラムを提供させております。初心者の方から上級者の方まで、どなたにもご満足いただけるコースをご用意しています。短期・長期コース、オンライン・オフラインクラス、グループレッスン、個人レッスンなどからお選びいただけます。また、CJCCが主催する様々なイベントやアクティビティも年間を通して楽しむことができます。
CJCCは6週間のトレーニングを修了した24名を誇りに思うと同時に、皆さんが研究者としてまたは高度な専門知識を持つ人として、社会の第一線でご活躍されることを祈念いたします。
より多くの政府機関や民間企業・団体に、当センターの日本語研修プログラムに参加していただけるようこれからもサービス提供に努めさせていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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