カンボジア日本人材開発センター(以下、CJCC)は、イオンモールカンボジア(以下、AMC)と、カンボジアにおける起業家エコシステムの育成に関する連携について今回2回目となるMOUを締結しました。
今回の連携でAMCは、CJAP第7期のスポンサーとなり、資金提供に加え、起業家の選抜、セミナーやイベント、講演会の実施等に関する支援が行われる予定です。また、本プログラムには、AMCの取り組みであるSDGsの視点を取り入れます。
調印式で、CJCC所長であるキム・リエン氏は、CJAPやその他のCJCCの活動を継続的に支援している国際協力機構(JICA)に対して感謝の意を表しました。また、本プログラムのスポンサーとして、資金提供や、ビジネスパートナーシップの機会を提供しているAMCに感謝の意を表しました。リエン氏は、CJAPに参加した多くの卒業生がビジネスにおいて成功を収めており、本プログラムに参加するカンボジア企業の数も着実に増加していることを強調しました。
AMCのマネージング・ダイレクターである遠藤 史彦氏は、斬新な発想や専門知識を糧にビジネスに挑戦する企業や起業家とのパートナーシップの重要性を強調し、産業人材育成機関として実績を積み重ねてきたCJCCと連携することで、優れたパートナーシップを確立することができると述べました。また、本プログラムに参加することで、カンボジア起業家の志を理解し、その実現に向けて支援することで、社会問題の解決に貢献することを協調しました。
CJCCが2018年に設立したCJCCアクセラレーター・プログラムは、資金、ビジネス支援、人的資本、市場へのアクセスの制限など、カンボジアの起業家が直面する様々な障害に対処することを目的としています。このプログラムは、ビジネス能力開発を提供し、カンボジアのビジネス協会、インパクト投資家、日本企業との協力や資金調達の機会を創出することで、これらの課題に取り組むためのプラットフォームとなっています。このプログラムは、国際協力機構(JICA)の支援の下、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社がコンサルティングを行っています。また、第一線で活躍するカンボジア人や日本人の起業家や専門家 との協議に加え、選抜された参加者は日本を訪れ、日本の投資家に対してピッチをする機会が与えられます。
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